外伝シリーズ、ついに完結。 本編もアニメ化の第2期放送があり、書籍化の方では完結間近ということで、コミカライズ版も含めて両方を盛り上げていきたくてたまらない、という狙いが見えまくり。 さて、この外伝 = プリクエル物語の最大の肝はと言えば、 ついに終結した神代魔法の使い手7人が、いかにして敗れて、しかしなお屈せず、あの7大迷宮を作るまでに至ったのか が詳細に、納得のいく形で描かれているかどうか? だったわけですが、正直なところ、まぁ、ちょっと期待値を上げすぎちゃったかな?とw 分厚くなったストーリー部分は、使徒軍団との壮絶なバトル描写がひたすら(ちょい長め)続き、一時の勝利に湧き上がってからの、そこからの怒涛の急展開(悪い意味での逆転劇)が、少し… ぃゃ、かなり強引で唐突すぎたキライはあるかな、と。当巻の冒頭から、全体の9割ほどを占める最終決戦の描写を、あと2~3割減らして、残りをすべて 勝利したかと思っていたら実は苦渋の敗北を認めざるを得ず しかし、絶望的なまでにとことん追い詰められた主人公たちが、最後の最後まで死に物狂いに足掻き抜いて、何とかギリギリで一縷の望みをつなぐことに成功し、未来の開拓者(後継)たちに希望をつなぐ = 大迷宮を作り始める という描写にキッチリ丁寧に費やして欲しかったなぁ、と思わずにいられない。 最終バトルは派手に、微に入り細を穿つように長尺で描いてほしいという向きも多いのだろうと推測されますが、まぁそれは別に悪い事ではないので、「嫌いじゃないんだけどね~」とだけ言っておきたい。絶賛はできないけど、妥協はできる、て感じでしょうかw ともあれ、完結は完結。残念な部分はあれど、これはこれとして受け止め受け入れるしかなく。 もう先には本編の完結が待つのみ、となれば、最後まで付き合うしかないという心境。