活動期間は長くないが親王の中では個人的にインパクトを感じる人物。この本を読んで主要情報を知ることができ28歳という若さで命を散らした護良親王の人となりもイメージできた。父親である後醍醐天皇との政権運営構想の距離感の解説、護良親王と足利尊氏の対立原因をあっさりシンプルに分析している点、護良親王の死に際の壮絶さと彼の死が尊氏挙兵→後醍醐天皇と対立する一因となったこと等々、著者の亀田氏が分かりやすく解説してくれている。本の薄さの割には内容が充実しており南北朝時代や護良親王の基本的な
情報をインプットするのにはおススメの一冊、亀田氏の文章も読みやすい。将来的にもっと時間ができたら新井重孝氏の著作「護良親王(ミネルヴァ書房)」を読んでみたい。とても有意義な読書の時間だった。
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