加藤さんが他の書籍でも記載している内容の焼き直しが多いという印象です。裁判官自らが積極釈明をして事案を解明したとも受け取られるような、ある意味独りよがりな武勇伝の記載が見られます。どうしてこう、裁判官経験者は、なんでもお見通し的な、経験則はなんでも知っている的な、上からものを言うような書き方をするのだろう。なお、判例時報に山浦元最高裁判事の書評が載っていたが、「加藤さんの集大成」と持ち上げるだけで、結局途中からは持論の展開をし、「水泳の泳ぎ方を学ぶだけでは上手くならない。これを読んだだけで力が付くと思うな」と釘が刺されています。