強烈に思い出深い作品
増村保造監督、若尾文子主演のコンビ作としては一際怪作として名高く、かつ評価の高い傑作。故にこうして数あるコンビ作の中でも選ばれて、4Kデジタル修復版となってブルーレイ化されたのだろう。
作品としては戦争の悲惨さ、結果としての肉体のグロい描写をこれでもかと強調し、モノクロ作品で良かったと思う。そうでなければ、画面は真赤な血で彩られていただろう。またエロさも半端なく、若尾文子の肉体を媒介にした性と生の鬩ぎあいも見せ場(ただし、若尾のヌードはボディダブルであるのが残念。当時の大女優は皆見せそうで見せない)。こういう大人の映画なのだが、自分がこの映画を見たのは中学生の頃で、町にあった三番館に於いて(文字通り昭和の「オールウエイズ」の世界です。)、成人映画ではなかったので、恥ずかしながら思い切り勇気をだして入館し、エッチな気持満載で見たのを今でも思い出す。それほど強烈な映画だった。
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