う~む

藤春都氏の著作を読むのは2作目。前作はレビューにも書いているけれども「ミスティック・ミュージアム」。 舞台は現代日本。倉に眠る太刀を発見した主人公・桐平賢巳。しかしその太刀は人柱で打たれ、人化する呪われた刃だった…。 真っ先に思い出したのが「うしおととら」。妖怪、魑魅魍魎は出て来ないし、槍に取り込まれる事も無いし、太刀は可愛い女の子だし。 でも、何というか……『妖しさ』が無い。おどろおどろしさというか、ホラーな部分というか、ぶっちゃけ香港映画っぽい。あと剣劇部分の描写が足りて(エンターテイメントになって)いない気がする。 さて、思いっきり次巻への伏線をばらいまいた終幕となっているのでシリーズなのだろう。これはちょっと先は読めないなぁ。あとがきにあったけれどもやっぱり著者は女性でしたね。ラノベは何でもありなので、続刊がどうなるにせよカラを打ち破って創作の幅を広げてもらいたいと、ふと思った。