ある殺し屋は針を磨ぐ

撮影が大御所宮川一夫、脚本に増村保造が名を連ね、市川雷蔵主演とくればシリーズ物の第1作を手掛けることが多い(「陸軍中野学校」、「兵隊やくざ」等)増村保造自ら監督しても良さそうなものなのに、監督を手掛けたのはベテランの職人監督森一生である。しかし、この作品は市川雷蔵の新たな魅力を引き出した作品として評判も良く、今回同時にブルーレイ化された「薄桜記」と並んで同監督の代表作と言って良い仕上がりとなった。 面白かったのは小林幸子が今とは全然違う姿で出演しており、最初は誰だか全く分からなかった(50年以上前なので当たり前か)。又、針で殺すという方法は「必殺」シリーズと同じなのだが、この作品がオリジナルなのか?