春輝氏の作品としては物足りない

端的に言えば、居酒屋を経営する父と、その娘である主人公の若葉が、居酒屋を訪れる御客の性的欲求を満たす物語。 時には御客同士での肉体関係も。 ストーリー的にはAV作品にもある様な内容で目新しさは感じられない。 もっとも、成人コミックや性的描写を描いた漫画の多くはAV作品同様、無理な展開の作品がほとんどではあるが。 著者の春輝氏の特徴でもある淡々と描かれた男性キャラクターは相変わらず。 ただ、著者が長い間休養していたせいか、微妙に女性キャラクターのタッチも変わっていて、以前程の可愛さや魅力を感じない。 著者の他作品である『センセ。』ほど女性キャラは可愛くなく、『寄性獣医・鈴音』ほどハードな性描写も無い。 ストーリーや性描写の感じから著者の作品の中では『マンキツ』が一番近い感じだろうか。 ただ、『マンキツ』と比べても『イキツケ!』はキャラクターもストーリーも悪い意味で何処か淡白さを感じる。 著者の作品を長年に渡って読み続けて来た読者は物足りなさを感じると思う。