エピクロスに関する論文や解説書は少ないので、新しい発見に期待して購入させていただきました。 この英文の書物はギリシャ語からの引用がなく文献学的な価値に乏しい上、唯物論に関して通俗的なマルクス主義への言及があるものの、若き日のマルクスの学位論文で、日本の有力なマルクス研究者も注目する「デモクリトスとエピクロスの自然哲学の差異」からの引用も言及もなく、新しい視点に乏しいと感じます。