「しゃぼん玉」「虫の声」「からたちの花」「うみ」「ふるさと」など、なつかしい童謡が誘う、しみじみ、ほのぼのとした禅の世界。
各章冒頭に歌詞を掲載、さわやかなこころに出会う珠玉の一冊。
どの童謡を読んでも、メロディーが浮かんでくる。思わず口ずさみたくなる。私には懐かしい紀州の山河も目に浮かんでくる。忘れていた童心に帰る。そんな心で、重松先生の深い解説を読むと、一層心に染みてくる。読み終えて、心地よい禅の風が吹き渡るのを感じることができた。 横田南嶺(臨済宗円覚寺派管長・花園大学総長)
はじめに iv
第一章 仮の世を生きる
「しゃぼん玉」--空(くう)を歌う 1
第二章 私が私であること
「あの子はたあれ」--己事究明(こじきゅうめい)を歌う 21
第三章 すべてを貫く眼(まなこ)
「たなばたさま」--平等性(びょうどうしょう)を歌う 37
第四章 みんなちがって、みんないい
「虫のこえ」--和合(わごう)の心を歌う 52
第五章 つながりと思いやり
「手のひらを太陽に」--不殺生(ふせっしょう)を歌う 67
第六章 ありのままの世界
「からたちの花」--大円鏡智(だいえんきょうち)を歌う 83
第七章 自由自在の心
「とんぼのめがね」--三昧(さんまい)を歌う 97
第八章 一隅(いちぐう)を照らす
「灯台守」--慈悲行(じひぎょう)を歌う 111
第九章 人生の妙味
「うみ」--柔軟心(にゅうなんしん)と不動心(ふどうしん)を歌う 125
第十章 一期(いちご)を生きる
「故郷」--帰空(きくう)を歌う 141
おわりに 159


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