サスペンスとしては雑な展開

小学校の教師から警察官という転職は、現実的にはあるのだろうか(しかも年齢も高いのに)。そこはコミック原作として目を瞑るにしても、犯罪被害者の遺族が加害者と接触することは有り得ないだろう(警官だったら、当然担当から外れる)。 主人公(中谷美紀)は第4話まではサイコパス(菊池風磨)に負けっ放しで、どうなる事かと思ったら、第5話になって菊池は自ら馬脚を現し、一転追われる身となる。それまでは中谷刑事の方も冷静さを欠き、菊地の挑発的言動に乗せられて、湖にパンプスが浮かんでいるのを見ただけで(遺体を確認もせず)殺人未遂の現行犯で手錠を架けるというのは無理だろう。これでは降格され、左遷も止むを得なしだ。 ラストも被害者遺族と加害者の二人だけで対峙させるというのもあり得ないだろう。全体的にはサスペンスとしては雑な展開、演出が目立つ。