WOWOWのサスペンスドラマは面白い

凄い話だ。最終的にこのドラマの仕掛人である桐谷健太の周りにいた人物たち -倉科カナ、蓮佛美沙子、渡辺真起子、橋本良亮- は、皆死んで行く(自死、刺殺、不審死等)。坂の上の紅い屋根の家も燃えて(放火?)消失してしまうが、桐谷はひとりのうのうと最期まで生きている。さすが、イヤミスの女王真梨幸子原作だ。 まず、どうなっているのかという謎解きの面白さ、サスペンスで見せる。WOWOWのドラマは、4~5話で語られることが多いのだが、無駄を削り取った、ギュッと詰まったストーリーが質の高さを担保している。 役者では、いつもと全然違う蓮佛美沙子の怪演に目を見張り、唯一生き残った斉藤由貴が艶っぽく、いい味出している。デビュー時の「スケバン刑事」、東宝の清純派アイドルとして売り出した女優とは思えない。