養蜂で大事なのは、巣枠間を「育児圏」と「貯蜜圏」それぞれに適した間隔に調整してハチ密度を上げ、巣枠が蜂児で満たされる状態「額面蜂児」をつくること。こうすることで健康的な、集蜜力の高い蜂群になる。さらに巣箱は、下段を「育児圏」、その上に隔王板(女王蜂を通さない網)を挟んで上段を「貯蜜圏」とし、ハチの生活圏をキッチリ分けることで、ハチミツの質・量ともに飛躍的に向上する。額面蜂児を目指したハチの密度管理や巣枠間の距離など、養蜂の基礎が、ハチの習性・生態とセットでよくわかる。
プロローグ ◎忘れられた養蜂の基礎ー巣枠どうしの間隔 ◎巣枠間のすき間を「育児用」と「貯蜜用」に調整する ◎養蜂では後進のモンゴルでも蜜量が大幅UP
第1章 ハチのことはハチに聞けーミツバチの習性と生態
イメージキャラクターのハチ、本当のハチ/ミツバチの群落は家族と同じ/ミツバチの言葉「ダンス」/オス蜂の生涯/巣の構造と「ビースペース」/(コラム)養蜂の歴史
第2章 ミツバチ飼育のポイント
ハチ密度を高く保って飼育する/採蜜2ヶ月前の「春宣言」/巣枠を「貯蜜圏専用」と「蜂児圏専用」に分ける/夏以降の飼育ポイント/(コラム)採蜜量三倍計画!
第3章 ミツバチ飼育の実際 〜採蜜群育成にむけて
初めての養蜂ーー始める前に考えておくこと/蜂群が到着したら/春一番の蜂群管理/(コラム)ハチ一匹の命を大切に/<実例:わが家の春の管理>/(コラム)巣枠間隔の実験/春〜秋 採蜜期の管理/分蜂管理/人工分蜂のテクニック/新しい女王蜂の導入のテクニック/(コラム)攻撃的なハチは女王を替えると変わる?!/秋〜冬 採蜜後の管理/冬季のだいじな仕事
第4章 ミツバチの衛生管理・保護
病気を広げない、もらわない/各種病害虫の対策/
第5章 養蜂の魅力と現代的役割
ハチミツとその他の生産物/(コラム)忘れられないハチミツ/花粉媒介の利用価値/(コラム)日本の養蜂の歴史拠点、新宿御苑と小笠原を訪ねて
あとがき


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