10代・20代の方にも是非読んで頂きたい一冊
何度も涙を拭きながら読み終えました。
終戦から60年目の夏、26歳にしてニートの主人公が、特攻隊として散った祖父の生涯を尋ね歩きます。
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私たちが実際に戦争を体験したの方々のお話を伺うことが困難になりつつある現在。
著作にあたって、百田さんが参考になさった実録文献・手記は記載されているだけでも28冊を超えています。
登場人物等々はフィクションですが、その中で語られる内容には実在の人物や実際に起こった出来事が多く織り込まれています。
このことによって、作品を通し(疑似的ではあるが)戦地に赴いた方々からお話を伺えたような心地がします。
戦争の非情さ・残酷さ、苦しさ・辛さ。
誰の為に何の為に生き、誰の為に何の為に死ぬのか....
信念を持ち、それを貫くことの意義...
それら諸々を大いに考えさせられます。
こうしてわたしが拙筆を走らせるより、今は亡き児玉清さんの解説が的確に本作を語っているかと思いますので以下に抜粋します。
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太平洋戦争とはどんな戦争で、どのような経過を辿ったか。
また、この戦争に巻き込まれた我々日本人は、軍人は、国民は、その間に、どのように戦い、どのように生きたのか。
国を護るために戦わなければならなくなった若者たちの心とは、命とは。
彼ら若者たちを戦場に送り出したエリート将校たちの心とは、
といったことを作者はものの見事にわかりやすく物語の中にちりばめている...
-------以上、故:児玉清氏解説文より抜粋-----
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