わかりやすくて面白い

経営者・企業家を目指す人ならドラッカーの著書を直接読むだろう。それを高校生が野球部にあてはめてマネジメントしていく、その過程と結果が、甘ったるくない文章で淡々と語られていく。 表紙のイマドキの絵で惑わされる人も多いようだが、中身は、ドラッカーの経営学のほんの入り口・青春小説・あり得ないけど面白いストーリーがうまい具合にミックスされている。 野球部やマネージャーなどで登場人物は多いのだが、それぞれの個性が書き分けられていて、ひじょうにわかりやすい。 本を見ると睡魔に襲われる私でも2日で読みきることができた。 中学生以上ならどの側面からでも読める内容。社会が苦手だという学生なら、経営とはどのようなものか、自分は何に向いているのか、などを考えるきっかけにもなるだろう。「高校生の青春小説だよ」とプレゼントしてあげても良い一冊。