これは恋愛小説ではあるけれども、どことなく心理学の教本のような感じがしました。「傲慢とは・・」「善良とは・・」をいろいろな角度から見せてくれて、そこに時折自分自身の姿が見え隠れしていてハッとします。でも最後にはちゃんと恋愛小説らしいエピローグが用意されていて・・。初めての辻村深月さんを楽しみました。