作者は、他人が容易に読み解けるかどうか分からない音域の言葉で巧みに物語を紡いでいるように思える。そのことで、主人公の女性の薄幸な人生が表現されているのだろう。作品全体を通じて、作者の文章力の高さには恐れ入った。作者のこれからのご活躍が楽しみである。