以前新聞の新書紹介欄で知りました。ロシアがウクライナに侵略し色々なな事が表面化してから、本屋に行ったら無かったので3/20ネットで取り寄せました。第2次世界大戦の独ソ戦の時のタバーロッシ(同志)フィーマの物語です。一人の少女が狙撃兵として自分の大切な人を失いながら、キャリアアップしていく話です。その中でヒットラーのドイツとスターリンのソ連の戦争の悲惨さは去年の11月に発行されたのに、今のウクライナの事を考えさせれます。当時ソ連には2000名の女性狙撃兵がいて終戦まで生き残れたのは500名に満たなかったと言われます。女性狙撃小隊のシスターフッドにも感動しました。「戦争は女の顔していない」という事が分かりました。4/6に本屋大賞になってから、本屋に行ったら沢山有りました。今読むべき本だと思います。色々な事柄が最後に結びついてくる構成も見事です。アガサ・クリスティー賞も受賞しています。次の作品も楽しみです。ドイツは負けたので戦争犯罪が裁判によって裁かれたが、ソ連は勝った為に戦争犯罪は裁かれず、現在のプーチンまで戦争犯罪が続いている。そういう同時代性も背負っている作品です。
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