心理学者の実体験です

著者は心理学者で「ロゴセラピー」の創始者です。自身が体験した第二次大戦中の強制収容所のことを書いた本です。 「いい人は帰ってこなかった」など一見するとあれっと感じる表現があちこち出てきますが、極限下での人々の行動の記述などを通じて体の中にすとんと落ちる感覚を覚えます。 ハードカバーですが、訳がとてもよく、読みやすい本です。旧訳に比べると資料編や注釈など省略されている部分があるそうですが、こうした類の本にしてはすんなり読めると思います。