NHKで同じタイトルの番組が放送されていたので,興味を持ち購入しました。 人間は極限状態に陥った時に,特に確実に死が訪れる時に,悲観的になるのかといった命題に対して,筆者自身の心理と周囲の状況が丁寧に描かれています。 極限状態にあるほど,人は深い洞察力と人生に対して大いなる意味を持つことができると感じました。幸福か不幸かいった概念を大きく超えたものだと感じました。これまでの怠惰な自分の日常生活を大きく見直すきっかけになりました。この本がきっかけで,学生時代に読んだ大森曹玄先生の「剣と禅」をいま一度ひも解いてみたいと思います。