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「天下を取りにいく」の続編。相変わらず頭脳明晰、しかし感情表現に乏しい成瀬あかりが京大生になり、バイトあるいは、びわ湖大津観光大使として活躍? する話など5作。ギャグの冴え方は前作以上で、昨今の笑えない芸人より遙かに面白いが、これが小説かと問えば……本屋大賞とは、書店員が売りたい作品なのだから文学性よりもウケ狙い優先なのか。京大生には変人が多いと著者本人も書いているが、確かに。