私はずっと、第5巻の滋さんの「--弁償はいらない ここは君の家だと言っただろう-…」という言葉の続きが聞きたかったんだと思います。だから尚更、第6巻と第7巻が物足りなかったのでしょう。暖かい人々に出逢えた、この人達に迷惑をかけたくないとだけ思ってきた貴志が、「帰りたい場所が出来たんだ」と自覚する、胸が一杯になるような第8巻でした。