非常に読みやすい本です。 登場人物の造形がいかにもアニメ的でややもすると鼻白むような場面も出てきますが、 本読みはうんちくが好きという真理(少なくとも私はそう)を巧みに突いていて、 ついつい読んでしまいます。 ただ、この本におけるホームズとワトソンである栞子と主人公の関係はある意味での主従関係の他に恋愛感情を織り交ぜているのが少々いただけない。 それが人気の理由のひとつかも知れませんが、もぞもぞもじもじくすぐったい感じ、 これは長続きして嬉しい類のものではないかなと。 ただ、たんぽぽ娘という小説に出会えたのは僥倖でした。