題名を読むと、「なあーんだ、山岳小説か。」と思うと大違い。 犠牲者を多数出した日航機墜落という忌まわしい事件を巡る、地元新聞社の人間模様、主人公の思い出したくない少年時代、そして家族の思い、こういう物が複雑に絡み合って話が進む。 報道って何だろう、人間は人に優しくなれるのか、本当の愛や自分への自信の揺らぎ、この本の題名が言わんとしていることは・・・・ それこそ、「クライマーズ・ハイ」に集約される気持ちでは無かろうか。 読んだ後に気持ちが、晴れる。