上巻で、校舎内にとじこめられた8名の生徒たち。 どうやらこの世界は、現実世界とは逸脱しているよう。 仲間たちはひとり消え、またひとり消え・・・ 下巻では、この不思議な現象の引鉄になったと思われる、 学園祭の最終日に起こった飛び降り自殺の真相が解明。 辻村さんの作品は、登場人物ひとりひとりの背景がものすごくしっかりしています。誰かしら自分に似た部分を持った人物がいて、つい感情移入してしまいます。 今回はひとつ、大きなトリックがあって、見事にはめられていました。あの一行には震撼させられましたね。 もう一度、上巻から読み直してみようと思います。