人の生き方に可も不可もない

彦四郎の生き方にあれしかなかったのかと考えさせられましたが2度読み返し「生き方には可も不可もないのではないか」との思いがあふれ、3度読み終えたときにはそれを確信し、また新たに涙しました。「永遠の0」で宮部にそしてまた「影法師」では彦四郎に人の世を生きる凄まじさ、過酷さ、それゆえの素晴らしさを教えられました。とても佳い作品でした。ただ、あのような思いに至った彦四郎の心理描写が描かれなかったのが残念と言えば残念・・・。