嘘を見抜く成瀬は刃物男騒動に遭遇しついでに強盗犯をつかまえ、演説好きの響野は店の客と「幻の女」を探しまわり、正確な体内時計を持つ雪子は同僚に届いた差出人不明のチケットの真意を追い、天才スリ久遠は脅されて強盗の手助けをするハメになった中年男を助ける。ひとつひとつの短編がほぼ同時に起こっているのが面白い。 その後、四人組は誘拐事件の発生現場に居合わせたことがわかり、ひょんなことから被害者を助けることに。 軽快。 このテイストはこのまま持っていて欲しいところ。 しかしまぁよくもこれだけ伏線を張れるものだ。 文庫化記念ボーナス短編も面白い。