下巻はいよいよ白洲次郎の真骨頂。 日本人が日本人であることを誇りに生きられなかった時代、敢然と顔を上げ「従順ならざる唯一の日本人」としてGHQと渡り合う。 日本国憲法の制定やサンフランシスコ講和条約締結の現場に立ち会い、戦後の経済復興のため通産省を立ち上げる。 いやはや。 この筋の通り具合。 めちゃめちゃかっこいい。 三つ揃いを着こなしてちょっと斜に座った下巻の表紙写真がまたいいんだな。 読んでいるときに年代が前後することもあり多少混乱したが、なによりこの密度の濃い彼の人生をここまで読みやすくしてくれたことに感謝。 録画したNHKのドラマも楽しみである。
NHKのドラマ番宣で見て、興味を持ち。 上巻では次郎の育った環境やキャラクター説明となる数々のエピソード、GHQ占領下の政府で働き始めるまで。 桁違いの金持ちぶりに驚きつつ、次郎のキャラクターに惹かれる。 下巻を読むのが楽しみ。
「i」と「θ」は交互に殺人を犯し、全部で8人を殺したら双子の兄弟として再会する・・・。 浅葱の大学生活を縦軸に、2人が虐待を受けたり殺人を犯したことを暗示するような陰惨な過去の風景を交えながら、ふたりの殺人ゲームが続いていく。 「θ」が木村浅葱というのははじめから明かされているが、「i」が果たして双子の兄藍なのかが不明。 孝太や月子が主人公と思わせつつ、実は浅葱が主人公なのだね。 上下合わせて1000ページは長いなあ・・・。
ミスリードの嵐で読者を混乱させておいて、やっと下巻後半からその真実が見えてくる。 最後まで読ませるけど、読み返してもみたけど、うーん、やっぱり一番大きなミスリードは書き方がフェアじゃないなぁ。月子を主体とした場合の地の文で孝太を“狐塚”と呼ばせるのはずるいと思う。 月子が恭司だけ着信音を違えているのも意味不明だし。 いや、最後まで読んでしまうんだけど。 読後「メジャースプーン」の一部を再読。、ぼくと秋先生が一緒に動物園に行くのが本書の二年後にあたると分かり、感慨深い。
嘘を見抜く成瀬は刃物男騒動に遭遇しついでに強盗犯をつかまえ、演説好きの響野は店の客と「幻の女」を探しまわり、正確な体内時計を持つ雪子は同僚に届いた差出人不明のチケットの真意を追い、天才スリ久遠は脅されて強盗の手助けをするハメになった中年男を助ける。ひとつひとつの短編がほぼ同時に起こっているのが面白い。 その後、四人組は誘拐事件の発生現場に居合わせたことがわかり、ひょんなことから被害者を助けることに。 軽快。 このテイストはこのまま持っていて欲しいところ。 しかしまぁよくもこれだけ伏線を張れるものだ。 文庫化記念ボーナス短編も面白い。
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白洲次郎 占領を背負った男(下)
下巻はいよいよ白洲次郎の真骨頂。 日本人が日本人であることを誇りに生きられなかった時代、敢然と顔を上げ「従順ならざる唯一の日本人」としてGHQと渡り合う。 日本国憲法の制定やサンフランシスコ講和条約締結の現場に立ち会い、戦後の経済復興のため通産省を立ち上げる。 いやはや。 この筋の通り具合。 めちゃめちゃかっこいい。 三つ揃いを着こなしてちょっと斜に座った下巻の表紙写真がまたいいんだな。 読んでいるときに年代が前後することもあり多少混乱したが、なによりこの密度の濃い彼の人生をここまで読みやすくしてくれたことに感謝。 録画したNHKのドラマも楽しみである。
白洲次郎 占領を背負った男(上)
NHKのドラマ番宣で見て、興味を持ち。 上巻では次郎の育った環境やキャラクター説明となる数々のエピソード、GHQ占領下の政府で働き始めるまで。 桁違いの金持ちぶりに驚きつつ、次郎のキャラクターに惹かれる。 下巻を読むのが楽しみ。
子どもたちは夜と遊ぶ(上)
「i」と「θ」は交互に殺人を犯し、全部で8人を殺したら双子の兄弟として再会する・・・。 浅葱の大学生活を縦軸に、2人が虐待を受けたり殺人を犯したことを暗示するような陰惨な過去の風景を交えながら、ふたりの殺人ゲームが続いていく。 「θ」が木村浅葱というのははじめから明かされているが、「i」が果たして双子の兄藍なのかが不明。 孝太や月子が主人公と思わせつつ、実は浅葱が主人公なのだね。 上下合わせて1000ページは長いなあ・・・。
子どもたちは夜と遊ぶ(下)
ミスリードの嵐で読者を混乱させておいて、やっと下巻後半からその真実が見えてくる。 最後まで読ませるけど、読み返してもみたけど、うーん、やっぱり一番大きなミスリードは書き方がフェアじゃないなぁ。月子を主体とした場合の地の文で孝太を“狐塚”と呼ばせるのはずるいと思う。 月子が恭司だけ着信音を違えているのも意味不明だし。 いや、最後まで読んでしまうんだけど。 読後「メジャースプーン」の一部を再読。、ぼくと秋先生が一緒に動物園に行くのが本書の二年後にあたると分かり、感慨深い。
陽気なギャングの日常と襲撃
嘘を見抜く成瀬は刃物男騒動に遭遇しついでに強盗犯をつかまえ、演説好きの響野は店の客と「幻の女」を探しまわり、正確な体内時計を持つ雪子は同僚に届いた差出人不明のチケットの真意を追い、天才スリ久遠は脅されて強盗の手助けをするハメになった中年男を助ける。ひとつひとつの短編がほぼ同時に起こっているのが面白い。 その後、四人組は誘拐事件の発生現場に居合わせたことがわかり、ひょんなことから被害者を助けることに。 軽快。 このテイストはこのまま持っていて欲しいところ。 しかしまぁよくもこれだけ伏線を張れるものだ。 文庫化記念ボーナス短編も面白い。