交際相手の男性達を殺害したとされる被疑者女性を取材するうちに影響を受けていく女性記者と、その周囲の人々の心の軌跡を描いた物語。大学を中退して富裕な男性達と付き合っていた被疑者女性の嫌いなものは、マーガリンとフェミニスト。マーガリンはともかく、フェミニストが嫌いというのは・・・。半世紀前なら、大学を中退し就業もしていない女性は見合い結婚させられていた可能性が高いが、フェミニスト達が先頭に立ち「結婚だけが女の幸せではない」というふうに人々の意識を変えて来たわけです。そういった経緯を無視し、男尊女卑的な男性達に加勢してフェミニストを攻撃する図式は、見ていて気持ちのよいものではありませんね。色々と考えさせられるストーリーでした。