珍しくお気にの作家以外の小説を読んでみましたが、流石の一冊でした。これほど贅沢に意欲的に問題提起しているミステリーはまずありません。警察官・新聞記者・検察・弁護士・裁判官・刑務官それぞれの問題提起をしつつ若年性痴呆症・白血病・ドナー・介護とちょっとテーマが欲張り過ぎなので却って発散してしまっています。此の辺を差し引いても流石の一冊でした。