帯に書いてある感想は持てなかった。

好みの問題だと思いますので、このレビューが参考になったりすることはないかもしれません。結局本当にこういった経験をしているかいないかにもよるのかもしれません。経験なしに資料を漁ったり想像して書いても、どうも深みがないというのでしょうか。たくさんの方々に支持されている、直木賞も取っている(価値自体はわかりませんが)等々のことを一般論で考えてみて、単に私がうまく理解できなかっただけなのかもしれません。何かわからないですが、6作通して薄っぺらい感じがしてしまいました。「懸命に生きる」というのも人それぞれ、深さもそれぞれだと思いますが、私の中では「懸命に生きる」という風には映りませんでした。「人間臭い」印象も特別はなく本当に普通で(それが人間臭いとするなら別ですが)、「心を強く揺さぶられてしまう」という経験は残念ながら読み終えた時に感じる事はできませんでした。何度も途中でやめようと思いましたが、1年以上かけてようやく読み終えました。それぞれの話のエンディングも非常に軽く、簡単に予想でき、好みではなかったです。