1人の少年の航海の旅

親の児童虐待という重い重いテーマから始まる、街中に防犯カメラがない時代、このような虐待は多々起きていたのかもしれない、とても息苦しい。 が、当の本人はとても爽やかで悲壮感がない。 出てくるキャラクターも皆生き生きとしていてエンタメ小説としてとても優れていると思った。 彼が自分のルーツを求めて旅するような、そんな小説で、そこに絵画という要素が加わり、とても感動的だった。