ねじまき鳥クロニクル(第1部)村上春樹
【文章抜粋】
わたしたち、10分間あれば、わかりあえるわね? と彼女は言った。
僕の家から、まず猫が消えた。そして妻のクミコも姿を消した。一人きりになった僕の家に奇妙な電話がかかるたび、平和な郊外住宅地は、底知れぬ闇の奥へと静かに傾斜をはじめる。最愛の妻を取り戻すため、'84年の世田谷の路地裏から'38年の満州蒙古国境まで、駅前のクリーニング屋から意識の中にある井戸の底まで、暴力とエロスの予感に包まれた、地図のない冒険の旅が始まる。
【お勧め度】★★★★★
読んでいて、面白いストーリです。
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