年齢層幅広く読みやすい小説

かつての 馳 星周作品とは違い、ハードボイルド小説でもなく読みやすい感動小説でした。 犬が向き合う人たちの境遇は決してほんわかしたものじゃなく、ハードな人生をおくってますが、 読後感は良いです。わりとすぐに最後まで読めてしまいます。 直木賞とるほどの作品かと言われたらそこまででもない気もしますが、 映画化はぜったいされそうですね。 ただ、若干感動の押し付けがあからさまな点が多いので映像化すると 泣ける人は泣けるけど醒めちゃう人も多い気がします。 自分はちょっと出来過ぎてるかなぁと少し醒めました。 現代のリアルな話ではありますが、童話くらいの気持ちで読んだほうがいいと思います。 少年と犬というタイトルですが、同じ犬が出会ういろいろな人たちとのオムニバス形式になってます。 中学生くらいでも読みやすい小説です。