文章修行を

父親のDVに耐えかね、家を出た18歳と8歳の姉妹。2人は、ある町のそば屋と関わりを持ち、水車小屋でそば粉を挽く仕事に就く。この小屋に飼われていたのが、ネネという名のヨウム。長寿の鳥だけに1981年から、ほぼ現代までの物語を紡いでいく。当然、姉妹は歳を取り、廻りの人びとも変わっていくわけだが、ひたすら長い小説だけにダラケてしまい、一体何が言いたいのか。文章は決して上手くないし、とりわけ「けれども」という接続助詞がしつこく使われていて興ざめ。これが「本屋大賞」2位とは。