昭和の空気感そして絶え間無い事件

以前から非常に評価の高かった作品。 映画化と共に文庫本発売との事で購入 平成 令和となった今でも一気に昭和へと帰ってしまいました。 (以下かなりネタバレ) グリコ森永事件がモデルとなっているだろうこの小説。突然闇に消えていった犯人達。今の時代ならこの罪の声に描かれているとおりあらゆる方面の接点も無さそうな男達が闇に身を隠す事はできただろうか?そして何より心が痛かったのが罪の声の重荷を背負わされた子供たち。グリコ森永の時の彼らは今どうしているのか…はからずも加害者側に立たされた子供達。罪の声では最後少しながら強い光が見えた。果たしてグリコ森永事件の声の主たちは? どうか何も気付かず普通の幸せな生活を送っている事だけは願いたい。