経済は「人口の波」で動く

『里山資本主義』読了後に本書を読む。デフレの正体が出生数の減少と高齢者数の増加に端を発する生産年齢人口の減少だという論は興味深い。富裕高齢層の消費の冷えに対し、最近ようやくビジネス展開されたニュースを見聞きするようになったし、相続税と贈与税の改正に伴う孫への教育資金拠出は本書の提言が実現された好例だろう。若者世代に対する所得向上は、年功序列の呪縛から抜け出せていない日本ではまだまだ難しそうだ。永く会社に勤務しているだけで、ろくに働きもしない者が高い給料をもらうのはおかしいぞ!