シリーズ10作目ということで期待値が大きくガッカリされた読者も多いかもしれませんが、私は良かったと思います。若さやしがらみの無い研究生活と時々事件解決に引っ張りだこの湯川先生でしたがアメリカ留学後から変人から人間に近づいたような気がします。トリック的な事は何もありません。東野先生は人間:湯川学を描きたかったのかもしれないなと思いました。湯川先生の頭のキレ具合は相変わらず惚れ惚れします。 ボリュームの割に値段が高かったので星4つです。