ナイスなタイトルと言わざるを得ないというのが、読んだ直後の感想だった。主人公は金を奪うことや人をあやめることを目的とする誘拐を企てたのではなく、誘拐を達成することのみの目的、つまり,ゲームとして、自分を見限った相手に挑む。いったんは成功したかに見えた誘拐が実はとんでもないことに…。なかなかおもしろい結末に驚く1冊である。