おしゃれなタイトル。そして、それ以上に若林君の感性に心動かされた一冊だった。一人旅のキューバ。もちろん旅先の出来事の文章も良かったが、帰国した時の新自由主義と社会主義とを比較する振り返りが良かった。モンゴル、アイスランドの旅それぞれが若林君らしい。コロナ禍の現在、旅すること自体が憚られる時代になるなんて思ってもみなかった。旅する代わりに、ずっと積読だった『チェ・ゲバラ伝』を読むことにしよう。