村上春樹の短編集は初めて読みました。5つの短編が収録されています。筆者いわく『フィクションではなく自分がこれまでに体験した 些細だけれど不可思議な出来事』とのことですが、その『フィクションではなく・・』という言葉自体も実は既にフィクションなのかな?と思ったりしました。超の付くような大作・感動作ではないのに、読み終わった後に何となく妙に余韻が残る作品です。5話すべてが それぞれ40~50ページの量で短いこともあり、いい意味で気合を入れずに『何となく読める』本でした。カフェで1人でお茶しながらサラッと読むのにもいいかもしれません。