1980

「鼠」三部作の第二弾。双子と生活を共にすることになった「僕」の物語だが、2回目の今、読んでみても、村上氏の才能は当時から冴えていたと痛感させられる。学生時代からジャズバーを経営していた氏の原点は、ここにもあり、「海辺のカフカ」や「1Q84]も、この延長線上にあると考えられる。