200人規模の結婚式・披露宴を4組もさばける大ホテル。ウエディングプランナー・山井と、それぞれ訳ありな新郎新婦が繰り広げる愛憎劇。物語の序盤に「問題を起こしたくない相手に限って、ミスやトラブルが狙い澄ましたように押し寄せる。」とは山井の台詞。結婚詐欺まがいの男の台詞がこれまたダメダメで、波乱の展開になるのか? と思って読み進めた。ホテルのボヤ騒ぎを境に、大安吉日に相応しい幕引きは意表を突かれたが、ほっこり読み終えることができた。