一種の異次元空間のようなところに放り込まれた、乳児一人を含む13人のサバイバルの物語です。少ない量の食事に不満を持った青年が、乳児の粉ミルクを盗み食いするエピソードが印象に残りました。自分のために用意された粉ミルクが収奪されても乳児は抗議できないし、そもそも収奪の事実じたいを認識できないのをよいことに、なんと卑怯であさましい・・・という日常世界の感覚とはうらはらに、サバイバル隊のリーダーは彼を責めません。その理由は、読んでのお楽しみにしておきましょう! 面白いです。