道尾秀介氏2作め

『骸の爪』に続いて道尾体験2作目です。 小見出しの立て方が伊坂幸太郎氏に 似ているような気がするし、 読んでいる間、伊坂氏の『陽気なギャングが 地球を回す』を思い出しました。 伊坂氏のギャングがそれぞれ異能の 持ち主なのに対して、こちらはどちらかと 言えば負の異能の持ち主の集団 (まあ、はっきり言ってしまえば身障者) ですが、同じ建物内の住人が個性的 かつ魅力的です。 この人達は「身障者だけど負けずに 強く生きている」のではなく、 もともととっても心が強い人達 なんですね、これが。 先に読んだ『骸の爪』とは まったく違う世界を構築できる 道尾秀介氏、なかなかの才能です。