自分が子供を産み母親になってみたら、 自分の親からされていた事に疑問を感じたので色々探してこの本に辿り着いた。 4分の3はカウンセラーが実際に聞いた内容を元に事例を挙げている。 残りは「どうしたら私たちの心からトラウマや精神的な物を取り除けるか」の 具体的な行動案や、思考の事例が載っていた。 色々な心理本や自己啓発本を読み漁ったけれど、一番この本が具体的で 心に響いた。 「虐待」と言うと肉体的な部分やあるいは目に見える育児放棄等 「施設預り」レベルの非常に悪質な犯罪クラスの事が取りざたされる事が多いけれど、 本書は「一見は普通に見える家庭の中で」「精神的に、繰り返し何度も」 「虐待とは気付かず、気付かれず」受けて来た傷を、 自分自身が克服出来るように導いてくれるバイブルだと思う。