昭和初期創業でおかみさん一人で切り盛りされている旅館。 非常に古い建物な上に高齢の女性おひとりで回しているので便利とは言い難い。チェックイン時間や夜の街に繰り出したいなら時間に注意が必要。風呂・トイレ・洗面所は共同。風呂はシャワー台2つに湯舟は成人男性一人がやっとの大きさなので、宿泊客間で時間を調整しての入浴となる。 しかし、ホスピタリティは超ベテランの一言である。夕食はこちらで頂いたが、こんなに何品も出てくるとは、とまず驚く。カニの足は剥きかろうと代わりにやって頂けるし、料理のあれやこれやも聞いていて面白い。函館と言えばのいかめしに、北海道産の米を使用した炊き込みご飯が私は気に入った。 函館駅まで徒歩5分とアクセスも良い。朝市方面に向かえばホテルも色々なので快適さを選ぶならそちらが良い。飲食店も色々あるので食べたいものが決まっているならこれもそちらで良いだろう。ただ、これといって決まっていないならこちらにお任せするのも一手である。 最後に個人的なエピソードを。朝食込みのプランにしていたが、私の事情で早朝チェックアウトが必要となりキャンセルせざるを得なくなった。それを受けておかみさんが朝食を包んで頂けるとのことで、ありがたく受け取った。 つまりはそういう旅館であり、旅情をしみじみと感じる一泊であった。