無色無香の透明度の高いナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。
湯舟内で少し体を動かしただけでも、肌にピリピリと感じる熱さが良い。
浴場はおおむね綺麗、経年からなる黒ずみは目を瞑って、温泉成分が描いた芸術的な白い意匠を眺めながら浸かれるのが良い。
循環が主となった、だだっ広い大浴場にもう魅力は感じない体になってしまった。
熱めの湯に対し、加水することも勿体ないと思われるほど。
こうした熱い湯では、飯坂温泉を代表する浴場“鯖湖湯”でご享受いただいた入浴法が役に立つ。
足元から徐々に上に向けての十分な掛け湯で、まずは体が温度に慣れるように。
続いてじっくり半身浴、焦って全身浴ではなく徐々に慣れるのが体への負担も少ないらしい。
同じくして、水で冷やしたタオルを頭上へ、これはのぼせ防止に効果的なのだという。
で、いよいよ全身浴に臨むといいだろう。
タオルの冷えが緩くなってきた時のために、小脇には桶に冷水を張っておき、湯舟に入ったときは、常に冷えたタオルが頭上にあるといいらしい。
熱い湯に無理して長湯は禁物なので、熱いなと思ったら出たり入ったり、時にクールダウンを挟みながら入ればよい。
朝食を抜きとした1日目のプランのため、朝風呂後にはつまみとともに、地元スーパーで見つけた“サッポロ・サクラビール”を浴びる。
砂肝焼き・タン塩焼き、茶色漬けのつまみで異なった食感を楽しみ、帰ってから農家特権の自家製野菜をタップリ挽回することにしよう。
そう、朝も早くからお酒を煽っているが、この日は雪予報となる赤倉温泉。
間隙をぬって界隈を散策する程度とし、“この日は車を使わない”とハナから決めての朝飲み。
お宿の部屋をベースとし、熱めの湯舟に浸かりまくるもよし、部屋でゴロゴロするもよし、Wi-Fi無しということもあり、このおおよそ2日間はスマホから距離を置くもよい。
食事は1日目を“夕食のみプラン”、2日めを“満足コース&牛肉料理”とあえて比較してみる。
一日一食でも過ごせる自身としては、レギュラーより抑えた皿数での夕食は不足無し。
2日目はいよいよ、“すき焼き風小鍋”と海の幸中心の自身好みの品々が並ぶ。
初日も含め、抜群のコスパを誇ること、身を持って体感。
他のユーザのコメント