こういうお宿は、評価が難しいところです。現代的なサービスが行き届いたホテルではないですし、格安のボロホテルでもないです。新しいカテゴリーとしてとらえるべき宿です。「後世に残したい宿」とでも言ったらいいでしょうか。高級割烹店だった頃を偲ばせる佇まいや調度品、マニュアル化できない心遣いがノスタルジックで心温まるのです。バイトの高校生が、布団を敷いてくれましたが、皺一つない見事な仕事でした。雨の日でしたから玄関の靴が濡れているとわかるや、ご高齢の女将さんが一つずつ靴に新聞を破いて詰めていました。こういうのを、頼んでもないのにと気分を悪くするタイプの人には向かないのです。私には、とても快適な素敵な宿でした。また泊まりたいかと言われたら、「絶対に」と答えます。
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