昨年に続き2度目の利用となります。 2年前に地域おこし協力隊として赴任した夫婦が廃校を利用した開業したという異色の存在。 ラウンジに置かれていた、香川県発行の地域おこし協力隊の特集冊誌の記述によると、奥様はプロのデザイナーとして活躍された板とのこと。 案の定、かつての経歴が宿の中のいたるところに遺憾なく生かされており、センスの良さでは、これまで各地で宿泊したゲストハウス(ホステル)の中では、一歩抜きん出ているなという印象を受けました。 最近のゲストハウスにありがちな、出会い、交流、つながり、そんなキーワードを鑑みるならば、運営されているご夫婦は決してお客と積極的にコミュニケーションを取るタイプではありません。 どちらかといえば、淡々と仕事をこなしていらっしゃるといった印象です。 しかしながら考え方を変えれば、ゲストとは一定の距離を置き、プライベートな時間をしっかり確保しながら無理しない範囲で精一杯のことをするという姿勢は評価されてしかるべきと思います。 それよりも何よりも、木造校舎の原型をほぼ100%とどめた宿が波打ち際に存在するという唯一無二の環境は他には代えがたいものがあり、そしてその「箱」を奥様の類まれなるセンスで上質な空間に仕立て上げられた「作品」は訪れる者を魅了してやみません。 ゲストハウスのハードユーザーは勿論ですが、むしろゲストハウスの世界を知らない一般の旅行者にこそ勧めたい数少ないホステルがココです。 次回は是非女房子供を連れてきたいと思っています。