ある意味、得難い宿泊体験ができました。宿は柱が傾いていたり、扉や窓がちゃんと閉まらないところがあったりと、地震があったらと思うと不安になるレベルですが、こういう宿は初めてでこれが湯治宿かとすごく新鮮でした。 食事は、普通の食事つきもできますが、おかずなしでご飯とみそ汁、そして香の物だけの半自炊コースがあって、おかずを麓で買って持ってくればリーズナブルに泊れます。(共同の冷蔵庫や調理場あり) 施設的には、部屋に金庫どころかカギすら付いてないし、風呂、トイレ、洗面所すべて共同で、貴重品は車に置くなど自己管理するかフロントに預けるスタイル。もっとも売店はおろか自販機すらないので財布を持ってたところでお金は使えません。 風呂は男女別の内湯と混浴の露天風呂。夕食後に内湯に入ろうとしたら熱湯風呂状態。水シャワーで埋めながら何とか浸かりましたが、少しでも動くと激烈に熱いので早々に退散しました。露天風呂にもチャレンジしようかと思いましたが、暗すぎて入るのを断念。翌朝、内湯は誰かが埋めたのか適温に。明るくなった露天はややぬる湯で底が砂でじゃりじゃりしますが、なかなかの風情でした。 内湯は、サルノコシカケ湯とのことで確かに巨大サルノコシカケ越しにお湯が注がれますが、見た目と臭いはは万座の硫黄泉そのものです。万座の他の宿はそれなりにするので、便利さを代償にして安く白濁硫黄泉を楽しむのにはいいですが、かなり人を選ぶ宿だと思います。